初めての自作 PC の記録
初めて自分で PC を組み立てたので、その記録を残します。
自作に至った経緯
僕は今までドスパラなどで PC を買っていて、今回の PC 買い替えもドスパラでの購入を検討していました。
当初検討していた PC: GALLERIA XA7C-R47TS(XA7C-R47TS)13876
一応 PC に詳しい人に相談したいなーとは思い、Discord で相談したところ、ドスパラで購入する場合と自作で同じスペックを組んだ場合、値段にどのくらい差が出るのかを見積もってもらうことになり、見積もりしてもらった結果、上記の PC と同じスペックを自作すると 10 万円くらい安くなることがわかりました。
また、元々自作 PC を組んでみたいという気持ちもあったので、今回から自作 PC に挑戦することにしました。
PC のスペック
元々予算感としては 40 万円いかないくらい(GALLERIA XA7C-R47TS をカスタムするとそのくらいになった)と考えていたので、40 万円以下に収まるような構成を考えてもらって、そちらで決定しました。
スペック (リンクは Amazon の商品ページ)
- OS: Windows 11 Pro DSP
- マザーボード: MSIマザーボード MAG Z790 TOMAHAWK WIFI DDR5
- CPU: Core i7-14700KF
- GPU: RTX 4080 super 16GB
- 電源: CORSAIR RM1000x PC電源ユニット 1000W 80PLUS Gold
- メモリ: CORSAIR DDR5-5200MHz デスクトップPC用 メモリ VENGEANCE DDR5 64GB [32GB×2枚]
- SSD: Lexar SSD PCIe Gen4x4 M.2 NVMe 2280
- CPUクーラー: Thermalright Peerless Assassin 120 Black CPUクーラー
- CPUグリス: ARCTIC MX-4
- PCケースファン: Thermaltake TOUGHFAN 14 2本セット
- PCケース: NZXT H7 Flow ミドルタワーPCケース [White] CM-H71FW-01 CS8451
上のスペックで、37 万円くらいになりました。
全部 Amazon で買いましたが、特に困りませんでした。
組み立て
すべてのパーツが揃ってから組み立てを開始しました。
上のスペックには記載しませんでしたが、以下のものも買っていたのでやりやすかったです。
- マイクロ ドライバー
- あとは普通に 100 円ショップで買えるようなドライバーセットもあったほうが良いです(マイクロドライバーが使えないネジもあったので)
- Cable Matters PWMファン用延長ケーブル
- アイネックス(AINEX) コネクタ簡単脱着
- ケースとマザボを接続するときに便利とのことで購入しましたが、自分が買ったケースはもともとコネクタがまとめられていたので使いませんでした
組み立て前のもらったアドバイスを以下に書いておきます。
- 広い場所でやろう。かなり散らかります。こまめに整理整頓。
- SSDを取り付ける用のネジが死ぬほど小さいので、精密ドライバーはあったほうがいい
- CPUの取り付け向きは間違えるな
- メモリ差し込みは、4ポート中2ポートしか使わないが、順番があるので注意。マザボの説明書に記載しているので、適当に刺さない。向きも確認。間違えたら刺せないので、確認する。
- CPUファンのネジの極端な締めすぎは注意。CPUが割れます
- 電源ボタン、LEDファンなどの箱から伸びてるケーブル関係の差し口に注意。小さいし見ずらい。マザボの説明書に詳細が書いているので必ず確認
- 組み上がってからが大変。起動しない、認識しないなど多発する。OSを入れてから、ドライバ確認やBIOSの更新、メモリやSSD、fan、そういうものの正常認識をきちんと確認する
このアドバイスをもとに、組み立てを開始しました。
組み立て中の写真 (ほぼない)
CPU ファンを取り付けたところ
ケースファン取り付け前
組み立て終わり(配線汚いのは許してください)
起動チェック
組み立てが終わったら、電源を入れて起動チェックをしました。
モニターとPCを繋いで(GPUの出力を使って)、PC の電源を入れると、BIOS 画面が表示されたので、これで一安心でした。
ちゃんと手順通りにやったのが功を奏したのか、特に問題なく起動しました。
OS インストール
Windows をインストールするためのメディアが必要だったので、USB メモリを追加で購入しました。
買ったのはこれ: KIOXIA(キオクシア) 旧東芝メモリ USBフラッシュメモリ 32GB USB3.2 Gen1
Windows インストール用のインストールメディアを作成して、PC にぶっ刺して、BIOS の PC 起動オプションから USB を選択し、あとは指示に従ってインストールしました。
が、ここで問題が発生。
Windows 11 のセットアップを完了するには、インターネットに接続する必要があるのですが、今のマシン状態だと Wi-Fi も有線も接続できない状態で、そこから先に進めないことがわかりました。
色々調べていると、最新のネットワークドライバーをインストールしてあげると良さそうということがわかり、そのやり方は以下の記事を参考にしました。
Windowsのインストール前にデバイスドライバーを読み込ませる方法 | TSUKUMO サポートFAQ
これを実施したところ、インターネット接続することができ、Windows 11 のセットアップを完了することができました。
感想
組み立てで大事なのは、とにかくマザボの説明書を読み、PCケースの説明書を読むことだと思いました。
あとは、各種パーツの説明書も読み込むこと。ちゃんと読んでいれば、時間はかかってもミスはしないと思います。逆に、説明書を読んで理解して作業しないとミスが起こりやすいと思いますが、これはソフトウェアエンジニアとして働いていても同じだと思いました。
理解して組み立てれば、そこまで難しくない作業だなと思いました。今後も自分で組み立てをやっていきます。